新潟と平成とプロレスと他・・・

平成に生まれ、新潟は長岡、上越妙高地域からプロレスを中心に日常と記録を。

新日本プロレスくじ上越事件簿 2019年編 後編

まず最初に・・・この出来事は実際にあった所謂「実話」ですが、あくまでこういう出来事があったという「記録」としてブログに書いています。登場人物の行動を非難しているものではないのでご了承ください。

ノンフィクションの小説風に書いております。よければ最後までお付き合いください。
不定期更新)

 

前編からの続き。

レジにいたローソンK店のオーナー(店長)にプロレスくじはやらないのか?と意を決して聞いてみた。

 

返答は予想外のものだった。

 

「実は発売日に1人の人が全部買っていったんですよ」

 

まさかの答え。

 

なにせ1番ありえないと思っていたことだからだ。

まさかこの上越にそんなファンがいたとは・・・

しかも俺が発売日に行ったのは平日の午前10時前。

そんなに朝早くから買いに来ていたのか・・・

 

この時はとにかく動揺した。

このオーナー(店長)と少しながら会話をしたのだが、正直何を話したかは覚えていない。

それぐらい動揺していた。

 

上越ではこの1店舗のみの取り扱い。新潟県内でもこの時はあまり取り扱い店舗がなかったと記憶している。

なんとか他の店舗に行こうか考えたがそんな気力も失せていた。

 

結局この2019年に出た新日本プロレスくじは1回もくじを引くこともなく、店内に置かれている様子も見ることもなく自分の中では終了した。

 

悔しさと後悔、そして怒りもこみ上げてきた。

まず上越でプロレスグッズが売られること自体あまりないこと。

そのあまりないことに参加できなかった悔しさ。

もっと朝早く行けばよかった、他店舗のこともリサーチすればよかったという後悔。

この買い占めた謎の人物への怒り。などなど。

 

このモヤモヤをなんとか消化しようとしていた。

時間が経っていき、冷静に色々考えるといくつか疑問が出てきた。

 

この買い占めた人物は本当にプロレスファンなのか?転売屋なのか?

朝早く買いに来ていたのか?それとも違う方法で買い占めたのか?

上越の人間なのか?どんな人物なのか?

 

これらの疑問を抱えながら2020年を迎えようとしていた。

 

2020年が世界的な大混乱になること

事件の疑問が一気に解消されることになるとは

この時はまだ知らなかった。

 

2019年編 終わり。

 

次回「世界的パンデミックの中、解消されていく疑問と謎の人物との急接近」

 

後日談

2019年のくじは1回も引けなかったが、この時の景品は「色々なルート」を使って手に入れてきました。

いくつか紹介します。

ペンライト。新日本のは当時は珍しかった。

タンブラー。1回も使ってない。

写真逆ですがSANADAキーホルダー。