~まず最初に~
この出来事は実際にあった所謂「実話」ですが、あくまでこういう出来事があったという「記録」としてブログに書いています。登場人物の行動を非難しているものではないのでご了承ください。
ノンフィクションの小説風に書いております。よければ最後までお付き合いください。
(不定期更新)
それは2019年 新潟県上越市での出来事 ある日1つのお知らせが目に入った。
「新日本プロレスくじ 全国のローソン 他各店舗 で発売!」
どうやら新日本プロレスの1番くじが発売されるらしい。
どうせ上越では発売がないだろうと思っていたが、なんと上越でも発売が決定。
対象店舗はローソンK店の1店舗のみ。
1店舗でもありがたい。発売は10月。
このローソンK店は家からは遠いが職場が近かった。
それに上越でこのプロレスくじを買う人数なんて限られている。
とりあえず1回でもできればいいかな。まぁなんとか手に入るだろう。
そんな風に最初は考えていた。
その考えが後に甘かったと痛感することになり、そして後悔することに・・・
迎えた発売日当日。この日は平日。
ここで一つ疑問があった。ローソンは24時間営業。
当時1番くじの経験がなかった俺は、どの時間帯に行けばくじが店内に置かれるかが分からなかったのだ。
そこで作戦を立てる。
ローソンは職場から近い。まずは仕事に行く前に寄ってみる。
もし、置いてなかったら帰りも寄ってみる。という単純な作戦。
しかも発売日を狙ってくじを平日の朝から買いにくるファンは少ないだろうという分析もあった為、気持ちには余裕があった。
仕事前、10時前にローソンK店到着。
置かれていない。置かれているのは某有名ゲームやマンガの1番くじ。
他の1番くじが置かれているぐらいだからまだ出ていないのだろう。
その時はそう思った。とりあえず仕事に。
仕事後、再びローソンK店へ。
置かれていない。変わらず他の1番くじがあるだけ。
ただ発売日に置かれないこともあるかもしれないとその日は諦めた。
それから3日ぐらいだったと思う。連日ローソンK店に通うも店内は変わらず。
流石におかしいと思ったが、実はこの数日前に台風が直撃。上越も雨風が物凄い日があったのだ。
もしかしたら台風の影響で物流が遅れているのかも・・・
色々頭の中で考える。
レジにはそのローソンK店のオーナー(店長)が立っていた。
居ても立っても居られず、とうとう直接聞いてみることにした。
今思えば早く聞いておけばよかったのだが、前述のとおり「上越でこのプロレスくじを買う人数なんて限られている。」「そんなにすぐにはなくならないだろう」という考えがあって、なんとなく聞くのをためらっていた。
そしてそのオーナーから予想外のことを聞くことに・・・。
前編はここまで。
次回「衝撃の展開。悔しさと後悔。そして怒り。」の2019年編 後編。